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2015.04.30
後藤です。
先週の話で恐縮ですが、山形県中小企業家同友会の定時総会がありました。
記念講演は宮城県仙台市に本社を構える株式会社伸電の原田相談役と
佐藤社長からの、「変革と承継」 ~何を託し、何を受け継ぐのか~ という
演題で、事業承継のお話でした。
「人生はマラソン、事業は駅伝。次の走者にたすきをわたさなければいけない。」
なるほど。
私はまだ50歳にも満たないですが、たすきを渡す伴走を考えると今のうちからきちんと
考えなくてはいけないということです。40代で事業承継のことを考えなさいといわれても
何をそんな先のことを、という感覚の方が多いのではないでしょうか。
佐藤社長によれば、(社員さんとの)ムカデ競争による駅伝だということでした。
深い!
原田会長曰く、「承継とは、一言で言えば、継ぎたくなる会社をどうつくっていくか!ということ」
だそうです。これもなるほど。
ということは、継ぎたくなる会社、とは、働き甲斐のある会社であり、楽しい会社であり、つまり、
従業員満足度が高い会社であることが前提になっていないと、そうにはならないということですよね。
そう考えると、毎日が事業承継の準備期間ということですね。
中小企業家同友会は本当にいい気付きが得られる場です。